今、問われるインフルエンザ対策

いつも、M&M Shopをご利用頂きまして、誠に有難うございます。店長の中尾です。
今回は、M&Mショップと言うよりも、M&Mコンサルティングの中尾として、記事を書かせて頂きます。


今週に入り、感染者数と同じように、【新型インフルエンザ】に関する情報も増えてまいりましたが、テレビ・新聞・政府・厚生省などからの情報を、見聞きする度に思うことがあります。


感染者の広がりや、今後の予想、予防策について語られることで、注意する必要がある認識は浸透してきたと思うのですが、実際に実践されているかと言えば、『していない』状況に近いと思います。


一部の大手企業などでは、感染者を抱えた時の対応について、独自で、又は専門家からのコンサルティングを受けることで、実施に向かっていると思うのですが、損得に敏感で対応できる余力がなければ【放置】されていてもおかしくありません。


もちろん、大きな企業だからこそ、早々に受けることが出来る【権利】です。中小企業(弊社も含めて)の従業員に実施するように指導する時に最善の方法は何かと考えれば、【新型インフルエンザ】に掛かった場合に起こりうるリスクをキチンと伝えることです。


もちろん病気に掛かるのですから、それ自体もリスクですが、健康な人は比較的軽度で済むと広めています。
病気自体は軽度ですが、仕事などについては、そうそう軽度で済むとは言い切れません。


弊社にも言えることですが、中小企業は大企業以上に一人ひとりの【人財】に依存している割合が大きく、一人が抜けると大きな痛手になります。
ですから、ならない努力をする必要が、大企業以上にあると考えなければなりません。


例えば、インフルエンザに感染すると、1週間程度休む必要が出てきます。
無理をして出れば、余計に被害が拡大するので、絶対に自宅待機が必要です。


これだけでも大きな痛手であると言えますが、会社などでの消毒作業や接触者の感染確認などで、思いもよらない広がりで業務がストップすることが考えられます。
当然、納期の問題や新規の受注などがストップするなどの事態に発展しないとは言い切れません。業務がストップすれば、他社へ契約が切り替わることもあり、より厳しい環境になります。


従って、たかが新型インフルエンザとは言い切れません。免疫のないウイルスですので、最悪のケースとして、このような場合が考えられます。


このような事態にならないように、予防をしなければならない!と説明すれば、予防の重要性が認識されやすいと思います。


予防をしていても、どこからうつるか分かりません。その場合は、仕方がありません。
ただ、やるだけやって感染するのと、何もせずに感染するのとでは、お客様に対しての説明が変わってきます。


このような【わからない】状態の場合は、少々過剰なぐらいの対応をすることで、リスクを軽減させてべきです。




株式会社M&Mコンサルティング 中尾重幸